里海体験実習アンケートより

● 実習を通して「里海」「能登」についてのイメージや理解、興味関心の変化

• 話には聞いていても知らないことばかりで、実際に体験するとイメージとは異なることに気づきました。今回は天気が味方をしてとても明るくきれいな能登を体験できたが、条件の違う環境で何度も体験することも面白いだろうと思いました。
• 関連のニュースや本なども積極的に見るようになりました。
• 自分の中ではっきりどういうものかわかっていなかった「里海」というものが、知識だけでなく感覚としても理解できたと思います。「能登」についてのイメージも自分の中で格段にあがりました。
• もともと里海に対する知識は少なかったため、具体的なイメージはもっていなかったが、今回の実習を通して人と海との関わりを直接感じることが出来た。海から得られる資源を今後も持続的に得られるようにするために何が必要であるのか、どういう取り組みが行われているのかといったことを知るいい機会であった。
• 里海については、かなり厳しい。今回の実習ではその部分が実施できなかったのですが、特定の概念としてまとめ切れないのでは。どんなものが里海であり、どう推進していくのか、既存の個々の概念や施策とどう違うのか同じなのか、参加者間でも全く違う理解(思い込み)になっているのでは、と危惧します。里海はそんなものかもしれませんが。能登のイメージは事実、実情を知ればその分理解が深まることはまちがいないと思います。実際に見たものをどのように組み合わせて里海の概念を築くのか、その部分が重要なのに実施できなかったと言わざるを得ません。
• 「能登」に関して:今回が、自分にとっての初めての能登訪問でした。ほぼ知識もゼロだったので、変化というより、一気にイメージを作り上げてくれました。「里海」に関して:「里海」のイメージは、いまだに固まっていません。「里海」を理解するには、地域の人々がどのように海を利用してきたのか知る必要があると思います。しかし、戦後の科学技術の進歩(エンジン、高分子材料、センシング、護岸工事等)があまりにも大きかったためか、海との関わり方の変遷が、今回の実習からはわかりませんでした。
• あんなにきれいな環境が日本にまだあるなんて…大切にしていきたいと思いました。
• 能登に対しては特にこれといった思い入れはありませんでしたが、今回の講義で石川県は金沢という都会的な面のほかに、里海という自然的な面もあることを知りました。能登はきれいだったので機会があればまた行きたいです。
• 田舎の生活に対する漠然としたあこがれがありましたが、大自然に触れてさらにそれは高まりました。
• 能登の里海や漁業の多様性を実感しました。
• もともと海が好きで、これを通じて、もっと好きになった。残念ですが、来年は仕事のため、関東に行かなければならない。