金沢大学先端科学・社会共創推進機構

【終了事業】地域課題への取り組み

市民との協働と地域課題の解決をめざして

大学が有する人材や知的財産を地域の課題解決のために生かします。連携は人と情報の相互交流を深め、共働というパートナーシップで進めます。問題解決で実施されたプログラムは大学の教育や研究にも生かされています。


まちなか活性化プロジェクト

金沢大学をはじめ数多くの高等教育機関を持つ金沢市は,「学生のまちとしての伝統と誇りを継承発展させ,将来にわたり希望と活力に満ちた魅力あふれるまちへ」を目的として「金沢市における学生のまちの推進に関する条例(学生のまち条例)」を定め、学生と市民とが交流する活動を積極的に支援している。

    • 金沢大学ストリートキャンパスinタテマチ

金沢市竪町商店街とコラボレーションし,金沢大学学生の優れたパフォーマンスを竪町ストリートを舞台に発信することで,商店街の活性化に取り組んでいます。また,日本酒を若者に知ってもらうため,石川県酒蔵組合連合会の協力を得て,新感覚の野外バーを開催し日本酒の振興にも協力しています。

    • タテマチ放送局Hot-Station

竪町商店街(通称:タテマチ)と協働して,商店街内に「タテマチ放送局 Hot-Station」(FM石川Studio【ti:】跡地を活用)を開局し,学生視点による地域の魅力を発信する番組「タテマチラジオ」を放送しました。これは,金沢市の「『学都金沢』地域づくり活動支援事業」の助成を受け,「金沢大学放送局web-KURS(ウェブクラス)」が実施しています。
将来的には,定期的に番組を制作・放送し,新幹線開業に向け若者文化の発信拠点としての金沢・タテマチを全国にアピールすることを目指しています。


能登の祭り支援プロジェクト

このプロジェクトでは、ワークショップや体験プログラムの開発を通して、祭りの支援が必要な集落へ、祭り体験を教育の場や研究として活用したい全国の大学の教員・研究者と学生・留学生がエントリーできるような仕組みづくりと、自治体や専門家による連携と情報共有のためのネットワーク構築に取り組み、学生や若者が能登半島の地域活動に参加するチャンスを広げながら、能登の地域活性化と文化継承を目指すものです。


地域交流プロジェクト

  •  農村集落との域学連携協定

    2013年4月,長野県木島平村糠千集落と連携協定を結び,集落の活性化に向けた協力や,雪かき支援や農村の暮らしやコミュニティーに触れる活動を通して学生の地域学習・社会参加を実施しています。

  • 地域課題ゼミナール

    大学コンソーシアム石川に協力し、地域課題ゼミナールや能登半島全国発信プロジェクトに積極的に関わっています。


これまでの取り組み

  • 輪島市の間垣保全活動

    里山里海の文化的な景観で有名な輪島市大沢地区の間垣は,過疎高齢化の進展により維持管理が困難な状況となっている。この間垣の保全活動を、○○年より実施している。実際の活動は、学生による地域支援活動(ニガタケ伐採、ニガタケ生育環境整備、間垣差し替え)や、スタディ・ツアー(間垣保全活動体験プログラムや地域交流プログラム)の実施を行い、持続的な間垣保全活動の展開を模索しています。

  • 「金澤ひがし竹あかりプロジェクト」

    金沢市東山のひがし茶屋街で地域の方々と協同で行う竹灯りイベントの企画運営を行っています。このプロジェクトにより、市民と学生が協力して金沢の文化の発信と地域の活性化に取り組んでいます。