祭りで学ぶ

ワークショップ「祭りで学ぼう」を開催しました!

金沢は梅雨明けの真夏日となった7月9日(土)、金沢大学「角間の里」にて祭りワークショップを開催しました。
90名を超える人が集まり、盛り上げてくれました。(出演者24名+高洲太鼓約20名、参加者37名、スタッフ9名)

新聞記事(北國新聞7月10日)

祭りプロジェクの神谷浩夫リーダーの開催挨拶のあと、輪島高洲太鼓の子供たちの元気なパフォーマンスで幕を開けました。

能登半島広域観光協会相談役の藤平朝雄さんによる「能登のキリコ祭り」、NPO法人佐渡芸能伝承機構の松田祐樹さんによる「佐渡の鬼太鼓」、新潟大学音楽科4年生4人による体験報告「佐渡の豊岡のお祭りに参加して」の3つの講演から、祭りの魅力と多様さ、過疎・高齢化で祭り伝承が難しくなっている問題、大学生が継続して地域に関わることで貢献できることがある、を学びました。
藤平さんの「祭りの心意気を次世代につたえることが大切」というメッセージが印象的でした。

佐渡の春日地区の鬼太鼓のパフォーマンス

鬼太鼓は、家を1件1件まわって演じる「門付け」がスタイル。今日は、角間の里に「門付け」してもらう形となりました。これで、厄払いされて福が来るかな?

つづいて、東京の若者たちのグループNPO法人田舎時間の井上正将さん、石川高専卒業生の美作羽衣さん、県立大援農隊あぐりのみなさん、金沢大学卒業生の小笠原綾香さんから、それぞれ祭りの体験とそこから学んだことを紹介してもらいました。

祭りプロジェクトで一緒に取り組む健康増進科学センター特任助教の西澤知江さんからは、能登半島地震をきっかけに始まった保健学科による天領祭ボランティアについて紹介と宣伝をしてもらいました。

クライマックスは、高洲太鼓の祭り囃子にのせてのキリコ担ぎ体験。

輪島市こうのす地区の子どもキリコを参加者で担いで、祭り気分を体験しました。

最後に参加者全員で記念撮影