このプログラムは国立大学法人金沢大学とパートナー自治体(石川県、輪島市、珠洲市、穴水町、能登町)によって実施されています

プログラムの特徴

  1. ごあいさつ
  2. 人材育成の概要
  3. 自治体、企業との連携体制
  4. プログラムの特徴
  5. 卒業課題

 

受講のメリット

  1. 多種多様な職種・背景をもつ受講生・修了生らとのつながりができます
  2. 多彩な講師陣からの講義・実習が受講できます
  3. 演習や現地研修を通して仲間と議論を深め、アイデアを得ることができます
  4. 1年間、月2回の履修で、仕事をしながらでも無理なく通えます
  5. 修了者には金沢大学から「里山里海マイスター」称号(文部科学省職業実践力育成プログラム認定)を授与されます(履歴書に記載することも可能です)

多様な受講生
能登里山マイスターの修了生の声をお届けします

田畑行輝さん
里山マイスター2期生、農業
元々国民宿舎の支配人をしていたのですが、マイスター受講をきっかけに地元農業青年らと一緒に会社を作って農業を始めました。卒業課題では、自分が生まれ育った棚田に囲まれた集落での生活を続けるためにできることについてまとめました。現在は「奥能登棚田ネットワーク協議会」として能登の他の棚田地域と連携して、米のブランド化や消費者との交流事業に発展しています。  
越田秀俊さん
里山マイスター4期生、市役所臨時職員(受講時)
卒業課題では、お米の品質についての試験を行いました。大学の研究室を使わせて頂き、教授に直接ご指導いただきました。このような経験が無料で行なえる事は普通ないと思うので、何か目的をもっており、それについて科学的なアプローチを行いたいと思っている方には、またと無い機会になると思います。  
中谷なほさん
里山マイスター4期生、食べものや「小さなおうち」
私は受講をきっかけに東京から移住しました。このプログラムを通じて地域の人々や他の受講生との多くの出会いがありました。また、少人数で里山の専門家からの幅広い知識を得ることもできます。田舎に暮らしながらこのようなチャンスを得られるのは、このプログラムの大きな魅力だと思います。能登は一見地味ですが、じっくりと知るほどに人や暮らしの面白さを発見できます。愉しい人来てください。  

多彩な講師陣
数多い講義テーマから 一部を紹介!

*「能登里山里海マイスター」養成プログラム(2015)で講義をいただいた講師の方々です(敬称略、所属・役職等は当時のものです)

里山里海を知る地域、大学、研究機関の専門家たち

里山里海の生物多様性とその保全
松田 裕之(横浜国立大学教授)
生物多様性がもたらす生態系サービスは、経済のみならず、人の健康や幸福にとっても重要であるが、近年の社会的状況の変化により、さまざまなリスクにさらされています。講演では、里山の生物多様性をとりまく状況の変化について、実際の事例を交えて現状と将来予測を解説して頂きました。
中村浩二(金沢大学・特任教授)
生物多様性の概念について、生態系サービスという基礎的な考え方を用いてわかりやすく解説していただきました。さらにSATOYAMAイニシアチブ、生物多様性国家戦略やミレニアム生態系評価・サブグローバル生態系評価、世界農業遺産(GIAHS)といった里山里海をめぐる最近の動きについても紹介していただきました。

 

地域の里山里海の自然や文化、産業、歴史を知る
山田 勇(京都大学名誉教授)
世界各地における「森と人のかかわり方」の事例を紹介していただきました。自然災害や人災により生じる「負の資源」を、「正の資源」に変換して次世代へ残すために、篤林家を中心とした森づくりや、子どもの遊びを通じた豊かな感性の醸成、自然体で自然と向き合うことの重要性を語っていただきました。

このほか、
・前野美祢次(石川県小型いかつり協会・事務局長)
・永畠秀樹(石川県奥能登農林総合事務所・農業指導専門員)

など多数

里山里海の新たな活用への挑戦
新妻 弘明(日本EIMY研究所所長・東北大学名誉教授)
自然エネルギー資源を活用した地域活性化について講義していただきました。自然エネルギーを地域のために最大限に活用し、豊かさの創出を目指す「EIMY(Energy In My Yard)」の概念を解説してくださいました。このEIMYのエネルギーシステムが、従来のシステムには無い様々なメリットをもたらし、地域の活力を高めることを、事例を紹介しながら示されました。

このほか、
・家中 茂 (鳥取大学地域学部准教授)
・畠山 重篤 (NPO法人 森は海の恋人 理事長)
・道坂 一美(たんぽぽファーム代表)

など多数

農村と都市をつなぐ新たな取り組み
佐無田 光(金沢大学教授)
経済学の分野から、過疎地域再生のための条件について講義していただきました。農村と都市の経済は相互依存の関係にあり、農村経済が成立するためには,都市との連携(市場,仕事,資本,技術,人材など)が欠かせません。過疎地域再生のためには、農村経済の状況をデータに基づく分析によっていかに把握し,都市—農村関係を再構築していくかが重要であると語りました。

このほか、
・山田 拓 ((株)美ら地球 代表取締役)
・宇野 文夫 (金沢大学特任教授)
・藤山 浩(島根県中山間地域研究センター 研究統括監)
・金田 直之(珠洲市企画財政課長)

など多数

各種調査・分析法、先端技術を活用する
鏡味 治也(金沢大学人間社会学域教授)
文化人類学における質的調査法について講義していただきました。事前調査のための資料入手法、調査準備(調査地の選定、調査受け入れ依頼、調査項目票の作成など)、調査の手順(聞き取りの仕方、補充調査、報告書の作成)など、調査の具体的な手法についても解説していただき、実際に現場でのフィールドワーク実習も指導していただきました。

このほか、
・今井 修((有)ジー・リサーチ代表取締役)
・青木和人(あおき地理情報システム研究所代表)
・道下 政利(能登町企画財政課係長)
・向井康夫(金沢大学環日本海域環境研究センター・連携研究員)
・金沢大学能登学舎 マイスター育成プログラムスタッフ

など多数

地域のアグリビジネスとその先駆者たち

一次産品の産地化・ブランド化の取り組み
榎本 俊樹(石川県立大学教授)
能登地方では、いしるをはじめとして、なれずし、糠漬けなど伝統発酵食品が数多く作られてきました。食品化学が専門の榎本氏には、成分特性や生体調節作用(機能性)に関する最新知見を紹介していただきました。例えば、いしるには多様なアミノ酸が高濃度で含まれ、抗酸化性や、高血圧を改善するACE阻害活性など、高い機能性を有し、この研究により新しい乳酸菌の株が見いだされ、高機能食品の開発に役立てられていることなどを解説していただきました。

このほか、
・川上 和孝(株式会社スギヨファーム、里山マイスター1期生)
・永畠秀樹(石川県奥能登農林総合事務所・農業指導専門員)
・大野 隆志(里山里海マイスター1期生)
・山口健一(漁師)
・大野 長一郎(大野製炭工場代表、里山マイスター2期生)
・淺田 星太郎(宗玄酒造㈱、里山里海マイスター2期生)
・宮前 博人(きのみワイナリー)

など多数

地域の産業を支えるリーダーとしての役割
田畑 行輝氏(里山マイスター2期生)
講義では、マイスター育成プログラムの修了生を多数お招きし、能登地域の最前線で活躍する地域のリーダーとして活動の実践状況を紹介していただきます。里山マイスター第2期修了生である、農家の田畑氏には「奥能登棚田ネットワーク」の活動を紹介していただき、棚田地域の集落の維持と発展のためには、集落間連携や移住者の協力が重要だと語ってくださいました。

このほか、
・今井 豊(里山マイスター3期生)
・萩の ゆき(まるやま組主宰者、里山マイスター4期生)

など多数


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