概要

「能登の世界発信プロジェクト」とは

「能登の里山里海」は、2011年6月に世界農業遺産(GIAHS)に認定されました。これは、人口減少、高齢化がすすむ能登にとって大きな励ましとなっています。能登を維持し、さらに発展させるために私たちは、何をすればよいのでしょうか。

「能登の世界発信プロジェクト」は、能登「里山里海マイスター」育成プログラムの一環として、世界のなかでの能登の価値を知り、国際的な場で活躍できる「グローバル人材」の育成を目指し実施しています。
里山里海マイスター受講生や、地域住民、自治体職員、大学関係者などさまざまな人たちと一緒に、「世界のなかの能登、能登のなかの世界」を、私たちの足もとから考える機会をつくり、ネットワークを広げ、新たな一歩を踏み出す取り組みです。
たくさんの方の参加をお待ちしています。

 

 

実施体制

国立大学法人金沢大学とパートナー自治体(石川県、輪島市、珠洲市、穴水町、能登町)が運営する、能登「里山里海マイスター」育成プログラムの一環として実施しています。

 

 

キーワード解説

 

能登「里山里海マイスター」育成プログラム とは?

国立大学法人金沢大学とパートナー自治体(石川県、輪島市、珠洲市、穴水町、能登町)が連携して実施している人材育成プロジェクト。「能登里山マイスター養成プログラム」の後継事業として2012年10月に第1期がスタートしています。
ホームページ

 

「能登里山マイスター養成プログラム」 とは?

金沢大学が、能登の再活性化をめざして2007年度から5年間実施した、次世代の能登を担う人材養成プログラム(文部科学省科学技術戦略推進費)。修了生62名は「能登里山マイスター」の称号を得て活躍しています。
関連資料

 

世界農業遺産(Globally Important Agricultural Heritage Systems(GIAHS):ジアス) とは?

2002 年、食料の安定確保を目指す国際組織「国際連合食糧農業機関」(FAO、本部:イタリア)によって開始されたプロジェクト。近代化の中で失われつつあるそ の土地の環境を生かした伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化・農村景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代 へ継承していくことが目的です。

2011年6月、「能登の里山里海」が、新潟県佐渡市の「トキと共生する佐渡の里山」とともに、日本では初めて世界農業遺産に認定されました。
対象地域:石川県七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、志賀町、中能登町、穴水町、能登町
出典:「能登の里山里海」情報ポータル