13日からセンター試験

金沢 平年の4倍近い大雪

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金沢市内は11日午後から雪が強まり、12日朝には金沢地方気象台で46cmの積雪を観測するなど、7年ぶりの大雪となった。金沢市の雪かきボランティア事業に参加している学生が出動し、12日朝、小学校の通学路を除雪した。13日と14日の2日間、大学入試センター試験が実施される金沢大では、職員らが会場までの通路を除雪するなどさらなる雪に備えた。

圧雪された道路の上を慎重に走行する車=金沢市もりの里1丁目、12日午前8時25分、木村洸撮影

気象台や市によると、12日午後6時現在の金沢市内の積雪は、小豆沢町のキゴ山で1m52cm、二俣町で57cm、小立野1丁目で44cm、西念3丁目の金沢地方気象台で40cmなどとなっている。気象台では12日朝、平年の4倍近い雪が積もり、2011年1月に64cmの積雪を記録して以来7年ぶりの大雪となった。

13日午後6時までに降る24時間降雪量は、加賀地方の多いところで、山地・平地ともに40cmと予想される。雪は12日昼過ぎから一旦小康状態となったが、13日は再び強い寒気が流れ込む見込みで、雪も強まる恐れがあるという。気象台は12日昼過ぎ、金沢市に出していた大雪警報や大雪注意報を段階的に解除していたが、午後4時半過ぎになって再び大雪・低温・着雪の注意報を発表した。13日にかけて大雪による交通障害やなだれ、路面や水道管の凍結などへの注意を呼び掛けている。

水しぶきを上げながら交差点を通過する車=金沢市もりの里2丁目、11日午後10時54分、木村洸撮影

道路や交通への影響

県道22号金沢小松線の山側環状は11日夜から、若松橋詰交差点付近で側溝の排水口が雪で塞がれたため、消雪パイプから出た水が流れず、30cmほどの高さまで水に漬かった。

金沢大学角間キャンパスに向かう県道27号金沢井波線(通称「角間坂」)では12日朝、慎重に走行する車が多く見られた。路面は降り続いた雪が固まって圧雪状態となったが、11日ほどの大きな混乱は無かった。

路線バスは12日朝、金沢市中心部から金沢大学角間キャンパスに向かう路線で大幅に遅れた。若松橋バス停では50分以上にわたってバスを待ち続ける乗客がいたほか、諦めて徒歩で登校する学生の姿もあった。

通学路を除雪する金沢CARPの学生=金沢市若松町3丁目、12日午前7時29分、木村洸撮影

雪かきボランティア出動

金沢市の雪かきボランティア事業に参加しているボランティア団体「金沢CARP」と「クラブぽっと」の学生9名が、金沢市若松町3丁目の杜の里小学校前で12日朝、雪かきを行なった。午前7時20分から学校入口付近や通学路約250mを、地域住民や学校関係者とともに1時間ほどかけて除雪した。

金沢CARPが今季、雪かきボランティア事業で出動するのは先月18日に続いて2度目。金沢大学国際学類3年の坂本絢佳さん(21)は「地域に貢献したいと思って事業に参加した。雪かきは大変だが、みんなと一緒にできて楽しかった」と話した。

試験場を示す看板が設置された金沢大学自然科学本館前=金沢市角間町、12日午後4時24分、鈴木皓介撮影

13日からセンター試験

13日から大学入試センター試験の試験会場となる金沢大学角間キャンパスには12日、多くの受験生が会場の下見に訪れた。角間キャンパスは12日午後5時現在、膝下の高さまで雪が積もっているが、バス停から会場への通路は除雪されている。

センター試験を実施する県内7大学によると、試験は予定通り実施する予定だという。金沢大はホームページ上で「天候によっては交通機関が遅れるため、早めの行動を心掛け余裕をもって来てほしい」と受験生に呼び掛けている。


金沢で64cmの積雪を記録したのは2011年1月で、6年ぶりは7年ぶりの誤りでした。訂正してお詫び申し上げます。(13日午後0時35分)


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