このプログラムは国立大学法人金沢大学と出資自治体(珠洲市)、連携自治体(石川県、輪島市、穴水町、能登町)によって実施されています

第13回 地域の魅力を伝える情報発信の手法

日時:2018年10月27日(土)

場所:能登学舎

講義1  「情報発信とは何か」(宇野文夫氏)
講義2 「ネット動画配信をめぐる可能性」(石田貢氏)
演習    「iPadを使ったPR動画の作成」(グループワーク)
講義3  「持続可能な動画PRプラットフォーム」(石田貢氏)
話題提供 「私の情報発信の取り組み」高真由美氏(6期生)
中間報告会にむけた準備(個別指導など)

概要

地域の魅力を人にわかりやすく伝え、その先の行動に移してもらうための情報発信の方法を学んだ。講義では、宇野氏がSNSやマスメディアを使った情報発信の方法や特徴について、能登での事例を基にして解説した。またニュースリリース手法の解説を通じて、マスメディアに取り上げられることの意義や発信者側の意図が伝わる方法についても述べた。石田氏は、昨今のインターネットを通した情報発信と人々のライフスタイルの変化を捉えた、動画を使った情報発信とその活用方法について講義した。素人でも適切なアプリや動画構成、長さを選択すれば、プロをも上回る発信力を得ることができることを示した。演習では、実際にタブレットとアプリをつかったPR動画作成を通して、効果的な情報発信方法を学んだ。

午後は話題提供として、高氏が珠洲市の「粟津村おこし推進協議会」で行っている情報発信の事例を紹介し、活動内容を伝える工夫や苦労、販売促進につなげる難しさなどを語った。また、石田氏からICTを活用した地域づくりのアイデアとして、「コ・クリエーション」「シェアリングエコノミー」「トークンエコノミー」の可能性について具体例を用いた提案があった。

 

受講生のレポートから

① 宇野先生の講義を通じてわかった、人に伝わる情報発信を行う上で重要なポイントについてまとめて下さい。

Aさん

情報発信であまりメディアを重要視していなかったが、今後はホームページ、SNSと併せて発信していきたい。ニュースリリースもこれからは活用していきたい。形容詞はついつい使ってしまうので、わかり易い表現に努めていきたい。

Bさん

ユーザーの消費行動の体系がAIDMAからAISASにモデルが移行しているということが、自らの生活実感としても理解できた。特にS(search)からA(action)への流れが直感的でスピーディーである場合もあれば、慎重に比較検討を重ねに重ねる人のどちらもカバーすることができれば”強い”と感じた。質が一定以上であることはもちろん、人を惹きつける”何か”が必要なのであろうと思った。また、SNSなどでshareをする人が、その人自身の価値を高めるため、純粋にいいモノを知ってもらいたいという欲求を掻き立てられるようなモノ、サービス、空間づくりが重要だと感じた。

 

②石田氏の講義と演習を通して、動画をつかった情報発信の可能性について感じたことを答えてください。

Bさん

自身が起業した時に、事業内容をどのような媒体を使って伝えていくかを考えた場合、自分の中ではホームページやブログをイメージしていた。SNSの活用は、自身の性格などから消極的な感覚を持っていたが、動画の発信先として使えるサービスなのではないかと思った。SNSは更新頻度が少ないと価値が低いような印象を抱いていたが、動画であればきちんと内容のあるものをたまにアップさせるくらいでも受け入れられるのではないかという個人的な感覚を持った。今回の講義を受けて、今後、情報発信のための写真や映像をストックさせていく必要があると感じた。

Cさん

ただ長くて完成度の高い動画が良いのではなくて、見る人のことを考えて時間や場所を選ぶことが大事だと感じた。自分たちでもなにかPRすることができるのではないかと感じた。気軽に撮ってみることも必要なのかもしれない。