このプログラムは国立大学法人金沢大学と出資自治体(珠洲市)、連携自治体(石川県、輪島市、穴水町、能登町)によって実施されています

第2回 なぜ能登でマイスタープログラムをおこなうのか? ―里山里海、世界農業遺産、そしてSDGs―

日時:2019年7月6日(土)9:30~16:30

場所:金沢大学能登学舎

講義「能登の里山里海の可能性と課題、国際的な連携」(中村 浩二 氏 (金沢大学名誉教授))

講義・演習「持続可能な開発目標(SDGs)を実感しよう 」(北村 健二 (金沢大学/能登SDGsラボ) )

概要:「能登の里山里海」は、その豊かな自然と伝統文化の重要性により、2011年6月に世界農業遺産(GIAHS)に認定されました。しかし、過疎高齢化が進む能登で、里山里海を維持しながら持続可能な地域づくりを進めるには、克服すべき課題が山積しています。

今回の講義では、本プログラムの生みの親であり、国内外で生態系の保全、里山里海の総合的活用、地域再生などの活動に励んできた中村浩二氏から、里山里海の重要性と現状の問題点、地球規模の課題との関係性、国際連携などのお話を聞き、里山里海を活用した地域づくりについて議論しました。

後半の部では、北村健二の進行により、持続可能な開発目標(SDGs)を実感する試みとしてカードゲーム「2030 SDGs」を体験し、そのうえで各自の暮らしや活動とSDGsの関わりについて考察しました。

受講生のレポートから

中村氏の講義に出た用語からひとつ選び、自分自身の仕事や生活にそれがどう関連するか、簡潔に述べてください。

Aさん

用語:GIAHS

自分との関連:自分が認定新規就農者であり、能登エリアでの共存共栄のために集落の活動に積極的に参加している。

Bさん

用語:里山里海の何を売り物にするのか

自分との関連:高齢過疎化により必然的に訪れる珠洲市の都市化を見据えて、GIAHS認定(国際認証)や能登里山里海SDGsマイスタープログラムの実績をどのようにして能登の活性化につなげていくのか、そのためにもモニタリング(検証)が重要であることを、関係者(大学関係者)として改めて意識した。