共催:能登里山里海マイスターネットワーク、能登SDGsラボ
会場:ラポルトすず(珠洲市飯田町)
日時:2019年12月14日(土)9:30-16:30
趣旨:能登は里山里海の自然や文化など、豊かな地域資源に恵まれる一方で、社会的インフラの整備や市場との距離、担い手不足などで経済的には不利な状況にあります。しかし、「持続可能な地域」「SDGs」という見方で能登を捉えると、工夫の次第では大きなアドバンテージをもつ可能性があります。その鍵は、多様な人材、そこから生まれる事業アイデア、人的つながりです。今回の講義では多様な人材によるチームが生み出す可能性について「可視化」「対話」「創造」をポイントに学びます。なお、当日は「マイスターオープンキャンパス」として、一般の方の参加を歓迎します。
午前の部
講義テーマ「マイスタープログラム受講生と修了生の協働促進」
1. 講義趣旨の案内
2.【インスピレーショントーク】(事例報告案 各15分×3チーム)
マイスタープログラムをきっかけに、実際に多様な人々との協働で実践的な取り組みをされているチームのお話を伺い、協働のヒントを得ます。
・報告チームと発表者
①小木カリー倶楽部(瀬川しのぶ、里山里海マイスター5期修了生)
②マイスターズマーケット(納谷春佳、里山里海マイスター1期修了生)
③チーム林業(一二三悠穂、里山里海マイスター5期修了生)
3.【テーマ別セッション】(12分×4ターン、報告共有)
「里山」「里海」「SDGs」「マイスタープログラム」の4つのテーマを設け、ワールドカフェ形式で、多様な関心や取り組みを持つ受講生・修了生同士の対話を通して、アクションにつながる思いやアイデアの交換と、チーム形成を促進します。
昼休み(12:00~13:00)(会場:アトリエ工房)
交流企画:マイスターズセッション「受講生・修了生の近況報告」
昼食を食べながら、修了生や受講生の活動近況報告を行います。刺激的だと思った発表者には「唐辛子シール」を投票して楽しみます。
(移動販売)いかなててカレー(糸矢章人、里山里海マイスター4期修了生)
午後の部
能登を舞台に創業や新規事業開拓にとりくむ方々のお話を伺い、そのユニークな取り組みを、SDGsの視点(環境・社会・経済の相乗効果)で解き解いてみることで「能登らしい創業のかたち」を参加者のみなさんと一緒に考えます。
【要申し込み(12/13まで)・参加無料・定員50名】
【WEB申込み、その他詳しくはこちらをご覧ください】
https://www.isico.or.jp/event/dgnet/d31140917.html
第一部 13時00分~14時45分 事業紹介、話題提供
能登で取り組む新規事業・ブランディングにつながるユニークな取り組み
能登の創業者・実践者による事業紹介
発表者:
宮中 経助氏(里山里海マイスター5期生、農福連携事業)
萩の ゆき氏(里山マイスター4期生、和菓子製造業、デザイナー)
新谷 健太氏(里山里海マイスター6期生、宿泊業)
瀬法司 公和氏(里山里海マイスター3期生、農家、地域ブランディング)
先進事例紹介
中巳出 理氏(株式会社Ante 代表取締役)
数馬 嘉一郎氏(数馬酒造株式会社 代表取締役)
第二部 15時00分~16時30分 グループワーク
テーマ「SDGsの視点による新たな事業創出の取り組み」
前半の内容を踏まえ、能登の創業者たちと県内各地から参加される皆さんが一緒になり、グループワークを行うことで、SDGsの視点(環境、社会、経済)を踏まえた「21世紀型の地域ビジネス」について考えます。
ファシリテーター:
北村 健二(金沢大学)
コメンテーター:
中巳出 理氏(株式会社Ante 代表取締役)
数馬 嘉一郎氏(数馬酒造株式会社 代表取締役)
田代 克弘氏(興能信用金庫 常勤理事 地域支援部長)
第三部 16時45分~18時00分 交流会(同会場アトリエ工房)